数学が得意な人の落とし穴

突然ですが

理科の計算問題

しっかり答えられていますか?

 

「おれは数学得意だから余裕だぜ」

 

と思ったそこのあなた、

要注意です。

 

理科の計算と

算数や数学の計算では

答え方がまるっきり

別物なのです。

 


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 私もそこそこ

計算はできる方でした。

 

なので自信満々に

答えを出して

×だったときは

ショックでした。

 

そのときの私は

あること

出来ていなかったのですが

 


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先生は

計算の仕方だけ説明して

次の問題へいってしまいました。

 

そのまま授業は進んでいき

計算は合ってるのに

なぜか答えだけが合わずに

 

段々と

自信をなくしていきました。

 

そんな時、塾の先生に

そのあること

教えてもらいました。

 

そして

あることに気を付けながら

問題を解いてみました。

 

すると不思議なことに

今まで×が多かった

計算問題が に変わったのです。

 


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それからは

あることを常に意識して

問題を解いています。

 

そのあることとは

有効数字

です!

 

 

「え、そんなこと?」

と思った人もいると思います。

 

有効数字の細かい考え方は

別の機会に

お話するとして、

 

簡単にいうと

何桁まで使うか

です。

 

同じ「1」でも

有効数字2桁では 1.0と書き

有効数字3桁では 1.00と書きます。

 

理科と数学の違いは

この有効数字にあります。

 

 

では 答えるとき

何桁まで使えばいいのか

 

それは

問題文で出てきた最小の桁数

です。

 

試しにやってみましょう。

物質量1.00 molの塩酸と物質量1.2 molの水酸化ナトリウム水溶液を混ぜたとき、どちらが何mol残るでしょうか。

 


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できましたか?

 

答えは

水酸化ナトリウムが 0.20 mol 残る

でした。

 

今回は3桁と2桁が

出てきたので

最小の2桁を採用します。

 

皆さんも今日から

有効数字に気を付けて

計算問題を解いてみましょう。

 

 

それでは最後まで読んでくださって

ありがとうございました。