受験生なら誰もが抱える危険性から逃れる方法
勉強のペース
これは多くの受験生が
どうすれば良いのかわからないことです。
「合格するには早いうちから
たくさんやった方が
いいんじゃない?」
と思うかもしれませんが
そうではありません。
たしかに春から本気を出して
たくさん勉強して
それが受験終了まで続くのなら
今から本気を出しても良いでしょう。
しかし現実はそううまくいきません。
『息切れ』という問題があります。
これは私の友人の話ですが
彼は春のうちから非常に頑張っていました。
6月には彼が勉強している内容を
私が全く理解できないくらい
頑張っていました。
彼は早稲田大学を目指していたらしく
そのペースで夏も秋も頑張っていました。
しかし彼に何があったのか
12月のなかば頃に志望校を
ワンランク落としたのです。
そして2月になり入試が始まり
私大の結果が出始めたとき
私は驚きました。
6月にはかなり発展した内容をやり
早稲田大学を志望していた彼が
ワンランク落とした志望校にも
その下の大学にも落ち続けて
結局偏差値50くらいの大学にしか
受からなかったのです。
「これが噂に聞く『息切れ』かぁ」
と私は思いました。
他にも春からとても頑張っていた
友人たちの中で
冬になったあたりで志望校を下げる
人が出始めていました。
必ずしも全員が『息切れ』をするわけでは
ありませんが
少なくない受験生が『息切れ』する
危険性を持っているのです。
『息切れ』の怖いところは
勉強のやる気をなくしてしまうところです。
「こんだけやったしもういいだろ」
「大学なんて行ければ
どこでもいいや」
「結果出ないしやる意味ないな」
理由は様々ですが
勉強をやめてしまうきっかけになります。
そうしたら当然第一志望校に
合格なんてするわけありません。
そして妥協して入学した滑り止めの
大学なんて楽しくありませんし
思い描いていたキャンパスライフを
送ることは出来ません。
そんな『息切れ』を防ぐ方法は
「無理をしすぎない」
ことです。
春に関していえば
1日3時間程度やれば十分です。
土日はもう少しやってもいいですが
無理はしすぎないことです。
ただし大事なのは
『毎日やる』ことです。
1日の時間は少なくても
毎日やれば十分な量になります。
本気を出すのは
夏休み入ったくらいからでも
間に合います。
それまでは準備運動の期間
だと思って勉強することに
慣れておきましょう。
そこであなたは今すぐ手帳を出して
その日の勉強する時間を
一週間分書き込みましょう。
平日は3時間もあれば十分ですし
部活や用事あれば少し減らしてもOKです。
土日も部活などがあれば
少なくても構いませんし
暇なら5, 6時間やってもいいでしょう。
このように
一週間の勉強時間を決めておけば
目標となりやる気も続きます。
ぜひ合格するまで
続けてみましょう。
それでは最後まで読んでくださって
ありがとうございました。