公式を覚えずに計算する方法!?
計算分野
「公式を覚えないと解けない!」
なんて思ってませんか?
私はずっとそう思っていました。
しかし友人に言われた
ある一言でそうでないことが分かり
衝撃を受けました。
あなたは物質量(モル)の計算が
難なくできますか?
私はできませんでした。
物質量から質量を計算したりと
色々な変換の式があって
どれを使えばいいのか
割ればいいのか、かければいいのか
全然わかりませんでした。
それからというもの
物質量が出てくる計算では
変換のときにミスることが
たくさんありました。
そして物質量が苦手なまま
受験生になってしまいました。
6月に受けた模試では
計算の半分以上を間違えて
E判定ばかりでした。
さすがにマズイと思い
化学が得意な友人に相談したら
ある一言を言われました。
それ以降
言われたことを意識して
計算を解いてみたら
不思議なことにすらすらできるのです。
段々とそのやり方にも慣れて
8月の模試では
計算の8割近くを取ることができました。
その友人に言われた一言とは
「単位で計算するんだよ」
でした。
理科の計算問題には
数学と異なり単位が存在します。
そして、その単位は
必ず問題文に書いてあるのです。
つまり単位で計算することができれば
公式を覚えることなく
問題文を読むだけで
答えがわかってしまうのです!
具体的には
数字と単位を一旦
別々に考えます。
まずは単位だけで
欲しい単位をゲットするには
どれとどれをかけるのか、
もしくは割るのかを考えます。
単位を考えて
式が立てられたら
その式に数字を当てはめて
計算をします。
それだけです。
と言っても
まだよく分からないと思うので
実際にやってみましょう。
物質量1.0 molのH2Oは何 gでしょうか?必要があれば次の値を使いなさい。H:1.0, O:16 g/mol
解けましたか?
これは
分子量 g/molと物質量 molから
質量 gを求める計算です。
数学がある程度できる人なら
お分かりのとおり
g/molとmolをかけ算すれば
gが出てきます。
つまり先ほどの問題では
1.0 mol × (1.0 × 2 +16) g/mol = 18 g
となります。
そのようにして
単位で考えると
公式を覚えずに計算することができます。
あなたもこの方法を身に付けて
公式を覚えずに
計算を解き、合格への道を進みましょう!
最後まで読んでくださって
ありがとうございました。