苦手を得意にして合格へ近づくメンタルの作り方
勉強サイクル
受験というのは総合力の勝負です
これを読んでるあなたも
受験科目は1つだけではないはずです。
そこで大事なのが
勉強サイクルです。
勉強サイクルとは
どの教科を
どれくらいやったら
別の教科の勉強を始めるか
このような
複数の教科をどんなペース配分で
勉強していくかのことです。
このサイクルがうまく回っていないと
どれかひとつだけが強くなって
他の教科が弱くなってしまいます。
たしかに得意教科を伸ばすことは大事ですが
どんなに頑張っても100点までしか
取れません。
仮に受験科目が3つで
他の2教科が40点だとしたら
合計で180点です。
しかし
全教科で平均して70点取れるとしたら
合計は210点です。
このように
どれか1つを伸ばすよりかは
苦手をなくして
全体の底上げをした方が合格に近づきます。
ですが苦手科目の勉強って嫌ですよね。
私も嫌でした。
私は数学が一番苦手でしたが
受験勉強を始めたころは
他の教科をやったり
簡単な問題しかやっていませんでした。
そんな感じだったので
当然できるようになるわけありませんでした。
模試でも数学だけ伸びず
塾でもかなり教えてもらいましたが
私は勉強の仕方を変えませんでした。
一応勉強はしていたので
少しはできるようになってきましたが
不安は残るままでした。
そしてセンター試験本番で
目標としていた点数よりも
50点ほど低い点数をとってしまったのです。
明らかに数学が
足を引っ張っていました。
私はその現実から逃げるために
第一志望校の過去問をやってみました。
数学の点数は10点でした。
その結果を見てようやく
私は心を入れ替えて
数学を勉強しました。
正直過去問を解いてるときは
成長を一切感じませんでしたが
実際に私大の入試を受けて
数学ができるようになっていたのです。
そしてその調子で続けていたら
国立大の入試本番で60点以上を取り
なんと合格できたのです。
今思えば
心を入れ替えたときの
メンタル作りが一番大事だったと思います。
1ヶ月で苦手科目の点数を
50点以上アップさせて
志望校に合格するメンタル作り
それは
「苦手であることを受け入れる」
ことです。
「それだけ?」
と思ってませんか。
実はこの考え方
多くの人が出来ていないのです。
正確には出来ないと思ってても
それを克服しようと行動しないのです。
人は楽な方へ行きたくなる生き物です。
自分が出来ないことをやるのは
とてもエネルギーを使います。
身体的な面でも精神的な面でも
疲れます。
そんなことをするより
自分が好きなことや
得意なことだけをやっていたいのです。
また苦手科目を勉強していても
答えが合ってるか違ってるかだけを見て
何で間違えたのかを見ないのです。
自分の出来ていない部分と
向き合うのはしんどいものです。
しかしだからこそ
向き合うべきです。
なにが
どんな理由で
できないのか。
それをしっかりと理解して
だから○○をしないといけない
ということを把握することが
苦手を克服する
一番の近道になります。
ここまで読んだあなたは
苦手克服の大切さと
最初の一歩を
わかってくれたはずです。
それでは今すぐ
苦手な科目を思い浮かべてください
その科目の
どこが苦手なのかを
10個紙に書き出してみてください。
そしたら
実際に問題を解いてみて
何ができていないのか
何をわかっていないのか
それを把握して
紙に書き出してみましょう。
実際に苦手が克服できたら
印をつけるようにすると良いでしょう。
それでは最後まで読んでくださって
ありがとうございました。