混合気体の苦手を克服して合格への1歩を進む方法
混合気体
気体の範囲の中でも
特に苦手な人が多い内容です。
もしかしたら
計算分野全体で見ても
苦手な人が多いと思います。
しかし、だからこそやるべきです。
苦手な人が多いということは
正解率が低いということです。
ということは
ここの範囲が正解になるだけで
あなたは多くの人よりも
点数を取ることができるのです。
人との勝負である受験では
他の人より1点でも多く取ることは
合格に近づくことになります。
混合気体の苦手を克服して
他の人よりも合格へ近づくための
武器にしましょう。
と偉そうなことを言ってますが、
私は混合気体が計算の中では
トップクラスで苦手でした。
気体の状態方程式までは
公式を覚えればできるので
どや顔をしていたのですが
混合気体になったら
何をどう考えればいいのか
さっぱりわからなくなりました。
わからないまま受験生になり
たくさん模試を受けましたが
わからないので解けるわけありません。
他の範囲は段々と
解けるようになったのですが
混合気体だけは全くできませんでした。
そのため模試の結果も
他の人を越えることができず
C判定ばかりが続きました。
この伸びないまま
本番を迎えることになるのかなあと
不安に感じていました。
そんなころ友人と一緒に
問題を解いていたら
その友人がアドバイスをしてくれました。
そしてそのアドバイス通りに
問題をやってみたら
それまで全くできなかった問題が
すらすら解けたのです。
その後、友人と一緒に
ひたすら混合気体の問題を
やりまくっていたら
苦手だと感じていた自分はいなくなってました。
そして次の模試ではなんと
A判定を取ることができたのです。
混合気体が全くできず
模試でも伸び悩んでいた受験生が
混合気体の苦手を克服し
模試でMarchのA判定を取る方法
それは
「量的関係を考える」
です。
「いやいや量的関係なんて
ずっと前の内容じゃん」
そんなこと思ってませんか?
要注意です。
化学の内容は色々な繋がりがあります。
特に量的関係は化学反応の考え方の
土台となる内容です。
中和でも酸化還元でも平衡でも
そして気体でも使えるのです。
なぜ反応を考えるときに使う
量的関係が気体で出てくるのか、
それは過去問などを
見ればわかると思いますが
混合気体のだいたいの問題は
反応が絡んできます。
反応の前後で
物質量がどう変わったのかを求めて
そこから体積や圧力を求める。
そんな問題ばかりです。
だから
反応を考えるときに使う
量的関係が大切なのです。
混合気体の問題はまず
反応式を書くところから始まります。
多くの場合
完全燃焼させる問題なので
気体と酸素が反応して
水と二酸化炭素が発生するように
反応式をたてましょう。
反応式が書けたら
始まりが何molあるのか
それが全部使われたら
何mol生成物ができるか
これを考えていきます。
大事なところはこれだけです。
あとは問題に合わせて
物質量を圧力や体積に変換してあげます。
まだ理解するのは難しい
と思います。
そこで今すぐ教科書を出して
混合気体の例題を解きましょう。
それでは最後まで読んでくださって
ありがとうございました。